キツネの呪いを解くために、千の命を助ける旅に出た少年・カジカ。
旅の途中、ギャング・ギバチの一味に追われる少女・ハヤを助けたカジカは、世界で最後の竜のタマゴを預かる事になるのだった・・・。
「ドラゴンボール」の鳥山明による短期集中連載作品。
『カジカ』とは
週刊少年ジャンプ1998年32号から1998年44号まで連載していた冒険バトル漫画。
作者は鳥山明、単行本は全1巻となっている。
「COWA!」に続く、鳥山明による短期集中連載作品の第2弾。
『少年ジャンプBOOKストア』で読める!

「少年ジャンプBOOKストア」は、その名の通り週刊少年ジャンプの”過去の名作”から”最新の作品”までが楽しめる集英社の電子マンガアプリ。
- デジタル版限定のオールカラー版含め、合計4000冊以上を配信中
- 紙のジャンプコミックスより、ちょっとおトクな値段!
- 一度購入すればPC・アプリのどれでも読める!(対応端末:WindowsPC/Mac/Android/iPhone・iPad)
こんなストーリー
キツネに呪われた少年・カジカ
不思議な力を持つ少年。
幼い時に、罪の無いキツネ・ギギを殺してしまったことが原因で、ギギに呪われ、キツネの尻尾と耳を持つ身体となってしまった。
呪いを解くには、”生き物を1000匹助ける”ことが条件。
そのため生き物を助けながら旅をしている。
そんなあるとき、ギャング一味に襲われている少女を見つける。
放っておくことができなかった、カジカは少女のもとに助けに入るのであった。
プロの泥棒・ハヤ
ギャング一味を持ち前のパワーを駆使し、撃退したカジカ。
話を聞くと、どうやら彼女は、ロンロン島の研究所から絶滅寸前の”竜の卵”を盗み出したギャング・ギバチ一味から、卵を盗み返したために、襲われてしまったようだった。
彼女の名前は”サヤ”、プロの泥棒だ。
そして、サヤはカジカの強さを買い、”あるお願い”をするのであった。
ハヤのお願い
ハヤの”お願い”・・・それは、盗み返した”竜の卵”を、ロンロ島に無事に返すことを手伝って欲しい、ということだった。
面倒くさがっていたカジカであったが、これが生き物を救うことに繋がるかもしれない、ということもあり渋々、その願いを聞き入れた。
こうして、カジカはハヤと共に、ロンロ島を目指すことになった。
だが、その一方で、ギバチ一味は、”プロの殺し屋”であるイサザを雇い、卵の奪還を命じるのであった・・・。
カジカたちは、無事に卵をロンロ島に返すことができるのだろうか?
最後に・・・
以上、『カジカ』のジャンプ漫画神拳であった。
この作品辺りから、鳥山明先生がパソコンでの作業を本格的に開始したのか、スクリーントーンが多用されているところが面白い。
短期集中連載ということもあり、あまり凝ったストーリーではないが、鳥山先生のらしさが存分に発揮され、上手くまとまっている。
鳥山明先生のパソコン導入作品ということもあって、今までの作品との違いを見つけてみるのも面白いだろう。