今回は、”1970年~1979年のジャンプ連載作品を振り返る”の8回目よ。
この頃に、「こち亀」の連載が始まったと思うと、すごい・・・。
40年間の連載もすごいけど、その”40年間休載なし”なのがすごいわね。
何人かの漫画家には、秋本先生の爪の垢を煎じて飲んで欲しいよ!
まあ、それぞれ事情があるからね・・・。
1970年~1979年週刊少年ジャンプの連載作品 その⑧
実録 巨人軍物語
作者 | 竜崎遼児/吉田憲生 |
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連載期間 | 1976年35号~1976年52号 |
巻数 | 全-巻 |
単行本未発売
北斗の騎士
作者 | 南一平/遠崎史朗 |
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連載期間 | 1976年41号~1977年3号 |
巻数 | 全-巻 |
単行本未発売
こちら葛飾区亀有公園前派出所
作者 | 秋本治 |
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連載期間 | 1976年42号~2016年42号 |
巻数 | 全200巻 |
派出所に勤める両さんこと両津勘吉は、なによりもお金儲けが大好きな型破りなお巡りさん。
そんな両さんが、超絶セレブの中川・麗子、超堅物上司の大原部長、他にも大勢いる超個性豊かなキャラ達と繰り広げるドタバタ人情ギャグ。
破天荒な両さんが、徐々にオタクっぽくなってくのが不思議だよね。
次第に、両さんと秋本先生が融合していったような感じよね。
UFO狩り
作者 | 木村知生/三木孝祐 |
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連載期間 | 1977年1号~1977年4号 |
巻数 | 全1巻 |
あるとき、突然現れた未確認飛行物体・UFO。
一体、UFOの正体とは・・!?
UFOのすべてを暴く、衝撃のドキュメント!
知生先生は、徹夜続きでまぶたの裏にUFOが見えたそうだよ。
知生先生、ツイッターやってるんだ・・・
リングにかけろ
作者 | 車田正美 |
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連載期間 | 1977年2号~1981年44号 |
巻数 | 全25巻 |
世界チャンピオンも夢ではないと言われた偉大なボクサーを父に持つ高嶺竜児と姉の菊。
暴力を振るう再婚相手から母を救うため、おもしろくない日々を変えるため、実家を飛び出し東京へ向かう!
ボクシングに導かれた二人を東京で待ち受ける運命とは…。
必殺技が必ず大ゴマになってて、魅せ方がとても上手だったね。
試合までの展開が地味だから、必殺技がすごい爽快感あったわよねえ。
闇の逃亡医
作者 | 加藤唯史/高山よしの |
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連載期間 | 1977年7号~1977年30号 |
巻数 | 全2巻 |
昭和52年、東都大学附属病院でがん患者が次々と突然死した。
極秘裏に新抗ガン剤「キロイド」の臨床治験で患者がモルモットがわりにされていたのだ!
この事実を突き止めた若き医師・倉石は、何者かの手により殺害され・・・。
医療というよりサスペンス要素が強くて、少し大人向けだったかなあ。
そこに医療も絡んでるから、難しい言葉も出てくるしね・・・。
朝太郎伝
作者 | 中島徳博 |
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連載期間 | 1977年8号~1979年15号 |
巻数 | 全11巻 |
高知で生まれ育った中学1年生の朝太郎は、ケンカに明け暮れる毎日。
ある日、元ヤクザで今はカタギの父親から勘当を言い渡され、突然やって来た父の組員だった男・勘介と、年は離れているが兄弟分として一緒に暮らすこと・・・。
中島先生は、この後くらいから絶筆状態になっちゃたね・・・。
前作の「アストロ球団」から、だいぶ体調に無理して描いていたみたいね・・・。
やっちん
作者 | 吉沢やすみ |
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連載期間 |
1977年15号~1977年29号 |
巻数 | 全-巻 |
単行本未発売
JUMP民話劇場
作者 | 野間吐史/たぬき地蔵 |
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連載期間 | 1977年16号~1977年31号 |
巻数 | 全-巻 |
単行本未発売
ジャンボでごめんなすって
作者 | いのうえ仁 |
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連載期間 | 1977年21号~1977年29号 |
巻数 | 全-巻 |
単行本未発売
ホールインワン
作者 | 金井たつお/鏡丈二 |
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連載期間 | 1977年23号~1979年49号 |
巻数 | 全13巻 |
戸橋矢一は、名門である明華学園に入学しようと試験を受ける。
だが、一次の筆記テストで失敗してしまい入学は絶望的・・・。
しかしなぜか、二次の実技試験への参加が許されて・・・。
ゴルフで人気を得たというより、パンチラで人気になったイメージが。
いつの時代も、男心を掴むのは”パンチラ”ね・・・。
白い狩人
作者 | 小島正春/遠崎史朗 |
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連載期間 | 1977年31号~1977年41号 |
巻数 | 全1巻 |
必ず仇はとってやる!!
大雪山のヌシといわれる巨大クマに、父、母、そして可愛い妹まで奪われた守人は復讐に燃え立ち上がった――。
雄大な北海道の原野を舞台に展開される異色の動物劇画!!
ヌシを倒す"最後の場面"に思わず笑ってしまったよ!
そもそも、相棒的な犬の名前が「片耳」って・・・。
ユーカリの木のもとで
作者 | 中沢啓治 |
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連載期間 | 1977年32号~1977年42号 |
巻数 | 全1巻 |
二十数年ぶりに被爆以来はじめて、広島に里帰りした父と子。
原爆の閃光にも耐えて生き続けるユーカリの木を捜しあてた父は、これまで誰にも語ったことのない、少年時代の思い出を我が子に語り聞かせる。
ユーカリは、原爆から逃げ続けてきた父を勇気づけるのだった。
いい漫画ではあるんだけど、相変わらず暗くて・・・。
中沢先生の漫画はメッセージ性が強烈だから、その分、感じるものが多いのよね。
BIG 1
作者 | 鈴木正俊 |
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連載期間 | 1977年33号~1977年52号 |
巻数 | 全-巻 |
単行本未発売
怪奇 真夏の夜話
作者 | 野間吐史 |
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連載期間 | 1977年35号~1977年41号 |
巻数 | 全-巻 |
単行本未発売
すすめ!!パイレーツ
作者 | 江口寿史 |
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連載期間 | 1977年41号~1980年46号 |
巻数 | 全11巻 |
千葉県流山市をホームタウンとするプロ野球チーム千葉パイレーツ。
富豪・九十九里の出資により創設されたが、九十九里オーナーの極端な浪費グセが祟って資金が底をつき、球団経営が悪化。
有力選手も軒並み球団を去り、いつしか弱小お荷物球団となっていた・・・。
不条理なギャグの中に、ときどき真面目な話を差し込むのがさすがだよね。
無茶苦茶なわりに、全然ストーリーが破綻してないのがすごい・・・。