類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。
あるとき、そんな悠仁の前に、黒ずくめの少年・伏黒恵が現れる。
どうやら恵は、虎杖が以前拾った特級呪物「両面宿儺(りょうめんすくな)の指」を探しているようだった。
だが一歩遅く、その指は悠仁が所属しているオカルト研究会の先輩の手に渡っていた。
そのとき、「呪物」の封印が解かれ、ついに化物が現れてしまうのであった。
『呪術廻戦』とは
週刊少年ジャンプ2018年14号より連載されているダークファンタジー漫画。
2020年10月にTVアニメ化。
作者は芥見下々。
本作の前日譚となる「東京都立呪術高等専門学校」をジャンプGIGA 2017vol.1~4に掲載した後の連載となった。
単行本は既刊14巻となっている。
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こんなストーリー
対呪い専門機関・「呪術高専」
人間から流れ出た負の感情が具現化した”呪い”。
その”呪い”を”呪いの力をもって祓う”人間、いわゆる”呪術師”を育成する機関が呪術高等専門学校だ。
伏黒恵はその学校の1年生である。
恵は、学校からの指令を受け、強力な力を持った呪物、”特級呪物”を回収するため、虎杖悠仁が通っている「杉沢第三高校」に潜入した。
しかし、呪物が収められているはずの百葉箱は”空っぽ”であった。
高校生・虎杖悠仁
虎杖悠仁は、オカルト研究会に所属しながらも、抜群の運動能力を持っている。
悠仁はあるとき、学校の百葉箱に保管されていた”特級呪物”・「両面宿儺の指」を偶然見つけ、正体を知らぬまま持ち出していた。
その”両面宿儺の指”が原因となり、学校で呪霊が現れた際に、オカルト研究会の先輩と傷を負った伏黒を助けるため、”特級呪物”である”両面宿儺の指”を自ら呑み込む。
呪物は猛毒であり即死するはずだが、宿儺の指は”何故か虎杖の体に適合した”のであった。
悠仁に与えられた使命
呪物を力を得た悠仁により、学校に現れた呪霊は退治することができた。
どうやら、悠仁には、”呪いを取り込むことのできる器”の可能性があるようであった。
本来であれば、呪物を取り込んだ悠仁は呪術規定に沿って、すぐさま”死刑”なのだが、”ある条件”を課すことで、執行猶予がついた。
”ある条件”・・・それは、「20本ある両面宿儺の指を全て取り込んでから死ぬ」こと。
悠仁は、「オマエは強いから人を助けろ」「大勢に囲まれて死ね」という祖父の遺言に従って、”すべての指を取り込んでから死ぬ”決意をしたのだった。
こうして、悠仁は20本の指をすべて取り込むため、”呪霊”との戦いに巻き込まれていくのだった・・・。
最後に・・・
以上、『呪術廻戦闘』のジャンプ漫画神拳であった。
”呪い”に対して、”呪い”で戦うというのは面白い設定。
また、男子が好きそうな全体的に漂うダークな雰囲気も良いだろう。
そして、肝心の虎杖悠仁は、呪術師としてどのように成長をしていくのか?にも注目である。
ダークファンタジー好きには是非とも読んで欲しい作品だ。