孤児院・グレイス=フィールドハウスには11歳までの38人の孤児がいた。
孤児たちは性格、年齢、肌の色まで全員がバラバラ。
そんな中、優しい”ママ”に育てられて、孤児ながらも全員明るく楽しく暮らしていた。
幸せに満ちた日々とやすらぎ溢れる”家”
しかし、そのすべてが偽者だった・・・。
秘密に隠された孤児院の本当の姿とは・・・・。
『約束のネバーランド』とは
週刊少年ジャンプ2016年35号~2020年28号まで連載されているダークファンタジー漫画。
原作を白井カイウ、作画を出水ぽすかが担当している。
2019年1月にはアニメ化、2020年12月には実写映画化。
単行本は全20巻。
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こんなストーリー
孤児院・グレイス=フィールドハウス
性別や年齢、肌の色が異なる38人の子供たちが一緒に暮らす施設。
この院には、唯一の大人がいた。
それはみんなから”ママ”と呼ばれる”イザベラ”だ。
イザベラは優しく、緑溢れる施設内での毎日は、幸せに満ちたものだった。
だが、この施設には、何か不思議な”違和感”があった。
エマ・ノーマン・レイ
グレイス=フィールドハウスには3人の天才の子供がいた。
抜群の運動能力と高い知能を持つエマ。
優れた分析力と冷静な判断力を持つ天才ノーマン。
博識で知恵者のレイ。
この3人はあるとき、天才が故に、この施設の”本当の姿”に気づいてしまう。
施設の”本当の姿”
グレイス=フィールドハウスの本当の姿・・・それは人間を食らう異形の生物”鬼”のための”食用の人間飼育施設”だった。
この施設の孤児たちは、里子に出されるために育てられていたのではなく、食べられる為だけに”飼育”されていたのだ。
ママの”本当の姿”
孤児たちの優しいママ。
しかし、仮面に隠されたママの本性は、子供たちを”鬼”へ献上する飼育監であった。
ここには、もう頼れる大人はいなかった。
鬼は想像上の生き物ではなかったのか?
子供たちは里子に出されたのではなかったのか?
優しかったママは偽者だったのか?
ここにいては殺されるとわかった今、あの”怪物”から逃げるべく、エマ・ノーマン・レイの脱獄計画が始まったのだった。
最後に・・・
以上、『約束のネバーランド』のジャンプ漫画神拳であった。
少年ジャンプには珍しい、ダークファンタジー色が強い作品となっている。
「謎解き+脱出ゲーム」といったような内容は面白く、毎回ハラハラ、ドキドキする展開は見物だ。
ただし、頭脳戦が展開されていた孤児院編終了後、鬼とのバトル展開になっていくため、そこで好き嫌いの評価は分かれるか・・・。
少年ジャンプの中でも”異色”の作品なので是非ともオススメしたい。