時は大正時代。
家族想いの心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に惨殺されたことで一変する。
唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つのだった・・・。
シリアスさとコミカルさを併せ持つ、異色の時代劇ダークファンタジー作品となっている。
『鬼滅の刃』とは
週刊少年ジャンプ2016年11号~2020年24号まで連載されていた時代劇ダークファンタジー漫画。
2019年1月にアニメ化。
2020年10月には、劇場版アニメが公開。
作者は吾峠呼世晴、単行本は全22巻となっている。
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こんなストーリー
炭売りの少年・竈門炭治郎
竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、炭を売って生活していた。
貧しいながらも母親、妹たちに囲まれ・・そして、町の人達からも良くしてもらい幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、いつものように炭を売りに町に出ていた間に、家族を”何者か”に惨殺されてしまうのだった。
”鬼”になった妹
そんな中、妹の禰豆子だけは、まだ体が暖かく、息があった。
町の医者に診せるために禰豆子を背負い、雪山を降りる炭治郎だったが、その途中、禰豆子がなぜか”鬼”と化してしまう。
冨岡義勇と名乗る剣士の助けがあり、なんとかこの場を乗り切った炭治郎。
義勇が言うには「禰豆子には、鬼の血が入った」のだという。
すると、家族を襲ったのは”鬼”なのか?
噂だと思っていた”人喰い鬼”は確かに存在していたのだった・・・。
育手・鱗滝左近次
炭治郎は冨岡義勇の紹介で、鱗滝左近次の元を訪れる。
どうやら”鬼”の姿に戻すヒントを得るには、古より鬼を狩っているという”鬼殺隊”に入隊する必要があるようだった。
そして、鱗滝左近次は”剣士”の育手だ。
炭治郎は鱗滝左近次の元で、禰豆子を人間に戻す方法を求め、鬼を追うため剣術の修行に身を費やすこととなった。
そこで1年間の修行を積んだ炭治郎は、最後の試練を与えられた。
それは、”巨大な岩を刀で斬る”というものであったのだ・・・・。
炭治郎はこの巨大な岩を刀で斬ることができるのか?
”鬼”と化した妹を人間の姿に戻す方法とは一体・・・?
炭治郎の”妹”を助ける旅はまだまだ始まったばかりである。
最後に・・・
以上、『鬼滅の刃』のジャンプ漫画神拳であった。
ダークファンタジーだけあって、全体的にどんよりとした暗い話だが、その暗さの中に、ときにシュールなコミカルさを挟んでくるのが笑えてしまう。
本誌連載は完結となったが、2020年10月には劇場版アニメが公開され、今後もますます人気が高まることだろう。
今、読み始めても残念ながら遅いくらいなのだが、今後のためにも、今のうちに読んでおくことがオススメだ。