怪力・飛行能力・特殊な目・悪意の感知・鋼の肉体…常人にない能力を持つ少女・剣崎天利。
極度の恥ずかしがり屋ながらも気高き正義の心を持つ少女は、史上最悪の犯罪都市で、正義の女神として立ち上がった!
ヒーローと恥じらいを組み合わせたまったく新しい少女ヒーロー物語である。
『レディ・ジャスティス』とは
週刊少年ジャンプ2015年25号から2015年41号まで連載していたヒーローアクション漫画。
作者は荻野ケン、単行本は全2巻となっている。
「ヒーローものが描きたい」という荻野先生の意欲作であったが、残念ながら長期連載とはならなかった。
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こんなストーリー
高校生・丸藤 円太
剛寒高校に通う高校生・丸藤円太(まるふじ えんた)は、冴えないメガネの少年。
彼には中学時代にカツアゲされていたところを助けられて以来、思いを寄せているクラスメイトの女子がいた。
”ある秘密”を持つ少女・剣崎 天利
円太が思いを寄せる女の子・・・彼女の名前は、剣崎天利(けんざき あめり)。
天利は容姿端麗、成績優秀な非の打ちどころのない美少女だが、”ある秘密”があった。
それは、生まれたときから超能力を持っており、物心ついた時から悪を倒す無敵のヒーロー”ユースティティア”だということ。
その肉体は無敵で怪力はすさまじく、わずか0.1%ほどの力で敵を倒してしまうほどであった。
唯一の弱点・・・
一見、敵なしに思われた”ユースティティア”こと天利だったが、唯一の弱点があった。
肉体は無敵でも、攻撃を受けると、服は物理的に破れてしまう。
それを恥じらうあまり、彼女は行動に支障をきたしてしまうのだった!
あるとき、彼女の正体と弱点を知ってしまった円太は、正義感と憧れから天利と共に悪と戦っていくことになるのだが・・・。
最後に・・・
以上、『レディ・ジャスティス』のジャンプ漫画神拳であった。
「肉体は無敵だけど、服は普通の服だから物理的にボロボロになる」という設定、これがこの作品の面白さであったのだが、むしろ面白さがこれだけであったのが残念。
だからこそ、この面白さをもっともっと強調してバカバカしく描いて欲しかった。
言うならば「To Loveる」のような”バカエロパワー”が絶対に必要であったと感じる。
”バカコメディ”から、”普通に悪と戦うヒーローの話”になってしまったことにより完全に失速してしまった。