た、大変だ!大変だー!!!
落ち着いて!一体どうしたのよ?
少年ジャンプを買い忘れちゃって、先週分が読めなかったんだよ!
まったく、やれやれね・・・。
あぁ、どうにかして、先週のジャンプを手に入れられないかなあ~。

基本的には、毎週月曜日に発売されている『週刊少年ジャンプ』
毎週のことながら、中には、忙しさのあまり『先週号を買い忘れた!』という方や、『2か月前のジャンプが読みたい』という方も少なからずいることだろう。
一昔前ならば、小さな商店や本屋の物陰に売れ残った分が置いてあったものだが、現在ではそうもいかず・・・。
では、どうにか”週刊少年ジャンプのバックナンバー”を手に入れることはできないのだろうか?
今回は、そんな”週刊少年ジャンプのバックナンバー”に関するお話。
※正規ルート、新品のものに限る
そもそも売れ残ったジャンプはどうなるの?
そもそも”売れ残ったジャンプ”はどうなるんだろう・・・。
そうね、まずはそこから話しましょう!
本屋やコンビニなどで、毎週発売される週刊少年ジャンプ。
もちろん仕入れした分が全部売り切れるならば良いだろうが、そんな上手く売り切れるわけもなく。
果たして、売れ残ったジャンプはどうなるのだろう?
わかった!売れ残ったら店員がもらえるんだ!
んなわけないでしょ!!
そう、”売れ残った分は店員が貰える”などということは一般的にはありない。
売れ残った週刊誌や月刊誌といったものは、通称”雑誌抜き”と呼ばれる作業によって、基本的に次号の発売日の前日~夕方から売り場から外され、返品されることになっている。
そして、最終的に出版社へと返品された雑誌は、断裁処分されリサイクルされているようだ。
なるほど、返品することで本屋やコンビニでは損失にならないんだね・・・。
そう、それなら売れるかわからないものを置いておくより、返品したほうがいいでしょ?
つまり、本屋やコンビニでの入手は不可能と・・・。
『集英社』から入手することは可能?
そうだ!それじゃあ『集英社』なら・・!
う~ん、果たしてどうかしらね。
週刊少年ジャンプを発行している『集英社』
集英社の公式ページを下に見ていくと、確かに『バックナンバー』という項目が存在している。
ここでは、『集英社』が発行している特定の雑誌のバックナンバーを取り寄せることができるのだが・・・。
バックナンバーをクリックすると、取り寄せできる雑誌が一覧で表示される。
しかし残念ながら、『週刊少年ジャンプ』という項目は存在していないようだ。
つまり、いくら発行もとの『集英社』からとはいえ、バックナンバーを直接入手することは不可能なのである。
取り扱っていない理由としては『毎週発売する雑誌のため、保管スペースの確保が難しい』『長期保存が難しい紙を使用しているため、保管に向いていない』・・などなどだろう。
どうにか入手できないの??
ううーん、どうにかして入手できないのかなあ。
まあ、方法はあるっちゃあるけど・・・。
入手する方法のひとつとしては『amazon』などの本を扱う通販サイトだろう。
特にamazonでは、数年前までは扱っていなかったのだが、最近になり『週刊少年ジャンプ』の扱いを始めた。
通販サイトは本屋やコンビニと違って、在庫”売り切り”のためか、在庫がある限り2、3週前までのものならば、新品で売られていることが多い。
なるほど、先週までくらいのだったらamazonを使えばいいのか!
でも、転売されていたり、古本が出ている場合があるから、販売元をよく確認してから注文してね!
もっと前のバックナンバーが欲しい!
先週とかではなく、もっとの昔のバックナンバーは入手できないかなあ・・・。
”雑誌”としては無理だけど、実は”ある方法”があるのよ!
古本でも良ければ専門の古本屋やオークションサイトを使えば、確実に手に入ることだろう。
しかし、昔のジャンプで、なおかつ”新品”のもの・・・となるとかなり難しい話である。
だが、現在、”電子書籍”であるならば、限られたバックナンバーであるものの、正式な方法で読むことが可能となっている。
それは、週刊少年ジャンプが行っている電子書籍サービスである『ジャンプ+』を利用すること。

『ジャンプ+』では、毎週最新号の電子版を配信しているのだが、過去に電子版で配信したものを『バックナンバー』としても管理しており、そちらから読むことが可能だ。
(ただし、読むにはもちろん”1冊250円~”が必要となるので注意)
ちなみに現在では、『2014年27号~最新号』まで、およそ6年分のバックナンバーが読むことができる。
最新号のページから下にスクロールしていくと、『バックナンバー』が出てくる。
そのまま下にスクロールしていくと、過去のバックナンバーが次々と表示されていく。
1冊ずつの料金はかかるものの2020年現在、「2014年27号」から読むことが可能である。
よほどのジャンプマニアでない限り、これだけあれば十分な量であろう。
つまり、今回のことをまとめると『週刊少年ジャンプのバックナンバーは雑誌としての入手は難しいが、電子版でなら2014年27号から読むことが可能』ということだ。
古くても2014年からか・・・。
もしかしたら、今後、もっと昔のも配信されるかもよ?それに期待しましょ!
最後に・・・
以上、『週刊少年ジャンプのバックナンバー』についてであった。
昔は集英社から取り寄せられた気もしないでもないのだが、現在では取り寄せることはできないようだった。
週刊少年ジャンプのバックナンバーの配信は面白いと思うので、『1980年代~1990年代』辺りのものを、電子版で配信して欲しいものだが・・・。
やはり、権利の都合であったり、広告などの関係上なかなか難しい問題なのだろうが、集英社には是非とも挑戦して欲して頂きたい。