世界征服の野望を持つ、私立楽園高校1年・日々野晴矢。
そして、クラスメイトで画家志望の岡本清志朗。
そんなでこぼこコンビを中心に、自分たちの夢を実現させようと頑張る仲間の高校生たちの姿を、派手なケンカアクションや恋愛模様を交えて多才に描いた青春ケンカ漫画。
『BØY -ボーイ-』とは
週刊少年ジャンプ1992年50号から1999年9号まで連載していた不良漫画。
作者は梅澤春人、単行本は全33巻となっている。
今までの不良漫画とは違い、ライブハウス、スケボーといった当時の流行や最先端のファッションを取り入れたストーリーと、スタイリッシュなキャラクターたちが若者に受け、大人気となった。
1997年には、少年ジャンプとしては初の深夜枠でのTVアニメ化も果たした。
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画家を夢見る高校生・岡本清志朗
岡本清志朗は、私立楽園高校に通う高校1年生。
小柄な体格ながら、力仕事のアルバイトに励み、お金を貯めていた。
清志朗には、お金を貯めてフランスへ修行に行き、「画家になる」という夢があったのであった。
そんな、日々、夢を叶えるために頑張る清志朗の前に、”一人の男”が現れた・・・。
世界征服を企む高校生・日々野晴矢
清志朗の前に現れた男・・彼の名は、日々野晴矢。
晴矢は世界征服を企み、子供の頃からケンカに明け暮れて、驚異の身体能力と無敵といってよいほどの強さを誇っていた。
そんな晴矢は、楽園高校入学式当日にシメに来た2年生を返り討ちにし、入学初日からさっそく停学処分を受けていたのであった。
そして、すっかり晴矢に気に入られ「下僕」にされてしまった清志朗は、この日をきっかけに、毎日のように晴矢と行動を共にするようになっていくのだった。
痛快無比な毎日
こうして、誕生したでこぼこコンビ。
しかし、晴矢はその強気な性格から不良に目をつけやれやすく、何事にも首を突っ込むトラブルメーカーの一面も持っていた。
そして一方の清志朗もまた、小柄な体型と大人しい性格から、不良に目をつけられやすい男であった。
そんな2人が出会ったことで、2人は、これから様々な出来事へと巻き込まれていくことになるのである・・・。
果たして、清志朗は、トラブル続きの毎日の中で、無事に画家になることができるのだろうか・・・。
そして、晴矢の世界征服の野望はどうなるのか・・・。
最後に・・・
以上、『BØY -ボーイ-』のストーリー紹介であった。
今まで不良漫画といえば学ランでリーゼントというスタイルの漫画が多かったが、このBØYは、最先端ファッションや流行を取り入れるなど、今までの不良漫画とは一線を画したものになっていた。
大ヒットとなった要因のひとつは間違いなくそこだろう。
1997年には、その人気からひっそりと深夜枠でアニメ化されたものの、原作が完結していなかったこともあり、ハチャメチャな最終回を迎えるという、よくわからないものになっていた。
結果的にDVD化もされてない幻の作品となった残念な一面はあるが、原作は次世代不良漫画の扉を開いた作品であるので、そういった漫画が好きな方には是非、読んで頂きたい。