今回は、”週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ゲームボーイ編】”の第2回目です。
でた!「ハンター×ハンター」のゲーム!
これは、ゲーム史上でも上位に食い込む残念なゲームだったね・・・。
原作人気の割りには、あんまりやっている人いないわよね。
もはやダメすぎて、みんなの記憶から消されてしまったのかもしれないね・・・。
週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ゲームボーイ編】 その②
SLAM DUNK2 全国へのTIP OFF
メーカー | バンダイ |
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発売日 | 1995年3月17日 |
価格 | 4,282円 |
『SLAM DUNK』を題材としたバスケシュミュレーションゲームの続編。
操作方法は若干変更があったものの、前回と同じようにボタン入力によって、パスやシュートを選択していく。
ストーリーモードも用意されているものの、前作の続きではなく強豪ぞろいの県大会を勝ち抜け、IH出場を目指すというもの。
今作では、湘北高校、陵南高校、翔陽高校、海南大附属高校、津久武高校、武園高校、三浦台高校の全7チームが登場。
『練習試合』では好きなチームを使用することができた。
前作はシュミュレーション要素が強かったが、今作は常にボタン入力が必要となり、アクション要素が強くなっていた。
天地を喰らう
メーカー | カプコン |
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発売日 | 1994年4月22日 |
価格 | 4,830円 |
『天地を喰らう』を題材としたロールプレイングゲーム&シュミュレーションゲーム。
物語の前半はコマンド選択式のロールプレイングゲームとして進め、物語の中盤辺りとなる『赤壁の戦い』が終わると、中国全土の城を取り合うというシュミュレーションゲームとなる。
シュミュレーションパートでは、仲間を得て、次々と城を占領していくのだが、仲間の数に上限があるうえ、仲間にしたキャラクターとは別れることができないため、序盤に弱い仲間を増やしすぎると後半とても辛くなる、という頭を抱えさせられるゲームであった。
とっても!ラッキーマン ラッキークッキーみんな大好きー‼
メーカー | バンダイ |
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発売日 | 1994年9月22日 |
価格 | 4,057円 |
『とっても!ラッキーマン』を題材とした、すごろくゲーム。
サイコロを振り、出た目の数だけコマを進み、ゴールで待ち受ける宇宙人を先に倒したらトロフィーがもらえる、というもの。
ステージは全4ステージ用意されており、もっとも多くトロフィーを獲得したものが優勝となった。
ラッキーマンというだけあり、すべてが運だよりで、サイコロはもちろん、ボス戦もスロット形式での対戦となっていた。
不利な状況でもボスまで辿り着けばどうにかなるため、特に戦略性も必要となっておらず、低年齢層でも楽しめるゲームであった。
ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝
メーカー | バンダイ |
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発売日 | 1994年11月25日 |
価格 | 5,033円 |
『ドラゴンボール』のアドベンチャーロールプレイングゲーム。
第二十三回天下一武道会からサイヤ人編までを悟空の視点で進めていく。
敵キャラとの戦闘では、原作を再現したグラフィックが用意されており、コマンド入力のバトルシーンが楽しめた。
ストーリーモード以外にも、8人トーナメントで戦う『天下一武道会モード』、ミニゲームが楽しめる『修行モード』などが用意。
”死にそうになればなるほど強くなる”というサイヤ人の設定をゲームに取り入れており、プレイが上手でなくとも、悟空を強化することが可能であった。
ドラゴンボールZ 悟空激闘伝
メーカー | バンダイ |
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発売日 | 1995年8月25日 |
価格 | 6,081円 |
前作『ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝』の続編。
ナメック星到着からフリーザを倒すまでのストーリーを楽しめる。
今作からゲームシステムが一新され、フィールドを進みエンカウントバトルが用意されているなど、ロールプレイング要素が強くなっていた。
また、前作では悟空のみであったが、今作では、クリリン、ピッコロ、悟飯、ベジータの操作も可能となった。
システムを理解するまで、なかなか操作が難しいゲームではあったものの、原作の再現率の高さ、高グラフィックといった魅力の多く、ファンから評価の高いゲームであった。
スタッフロールには、続編を予感させるメッセージがあったが、続編が制作されることはないままである。
ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち
メーカー | バンプレスト |
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発売日 | 2002年8月9日 |
価格 | 4,860円 |
『ドラゴンボール』のゲームボーイカラー専用ゲーム。
フィールドを探索して様々なカードを入手、デッキを構築して、対戦相手とカードバトルを行い、ストーリーを進めていく。
サイヤ人編、ナメック星編、人造人間編、魔人ブウ編のストーリーが楽しめた。
対戦はターン制で、事前に用意された”技カード”、”キャラクターカード”を出し合いながら相手キャラクターを攻撃し、先に相手のライフをゼロにした方の勝ちとなる。
カードゲームでありながらも、アクション性高いゲームであったが、マップが単調、戦闘が一辺倒になりやすい、一度の戦闘が長い、など悪い面も目立つゲームであった。
NINKU -忍空-
メーカー | トミー |
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発売日 | 1995年7月14日 |
価格 | 4,410円 |
『NINKU -忍空-』を題材とした対戦アクションゲーム。
「ものがたり」、「たいせん」、「おまけ」の3種類が用意されており、「ものがたり」は主人公・風助を操作し、原作に沿ったストーリーを進めていく。
隠しキャラクターを含め、全11キャラクターと豊富ではあったが、キャラクターの強さのバランスが非常に悪く、大味気味な作りとなっていた。
特に主人公である風助のリーチの短さは致命的。
原作を再現した技やグラフィックはしっかりと用意されており、原作愛は感じられるものの、対戦ゲームとして長く遊べるゲームではなかった。
NINKU -忍空- 第2弾 忍空戦争編
メーカー | トミー |
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発売日 | 1995年11月24日 |
価格 | 4,410円 |
『NINKU -忍空-』のゲームボーイ第2弾。
前作の続編ということではなく、今作は”対戦ゲーム”から”すごろくゲーム”へと変更されていた。
サイコロを振り、マップを進め、アイテムを入手したり、修行、戦闘を行って、全4ステージをクリアしていく。
すごろくゲームではあるが、特に競う相手はおらず、このサイコロシステムが非常にテンポを悪くしてしまっていた。
肝心の敵キャラクターとのバトルも運に依存している部分が多く、全体を通し運ゲーのような作りとなっていた。
花さか天使テンテンくんのBeat Breaker
メーカー | コナミ |
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発売日 | 1999年4月28日 |
価格 | 4,515円 |
『花さか天使テンテンくん』を題材とした、落ちものリズムゲーム。
リズムに合わせ落ちてくるブロックをタイミングを合わせ、ボタンを押していく。
全30面のストーリーモードが用意されていた。
テンテンくんが題材となっているものの、原作を知らずとも”落ちものリズムゲーム”として純粋に楽しめるようになっている。
ストーリーモードは全30面と多く、「劇場」という収集要素も用意されている。
また、後半になると落下スピードが速くなるなど難易度が高くなる仕様となっており、繰り返し楽しむことができるだろう。
ハンター×ハンター ~ハンターの系譜~
メーカー | コナミ |
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発売日 | 2000年6月15日 |
価格 | 4,725円 |
『HUNTER×HUNTER』を題材としたシュミュレーションゲーム。
原作の「ハンター試験編」をゲーム化したものとなっており、主人公がハンター試験を受ける為、試験会場に向かうところから物語は始まる。
コマンド形式でマップを進め、用意された5つの試験をクリアし、ハンターを目指す、というもの。
最初に設定する主人公の設定等々がまったくゲームに関係がないところから始まり、マップでの移動速度が異様なまでに遅い、敵キャラが一切攻撃をしてこない、難易度も面白さもないステージを淡々と進める・・・と、もはや”何を楽しむのかよくわからないゲーム”となっており、悪評の嵐を巻き起こらせたゲームであった。