「おれは飛べる!!」
小柄ながらバレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。
だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。
リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが・・・。
バレーボールを通じ、成長していく主人公・日向翔陽たちの成長を描いた青春バレーボール物語。
『ハイキュー!!』とは
週刊少年ジャンプ2012年12号から連載しているバレーボール漫画。
作者は古舘春一、単行本は全45巻となっている。
女性読者を中心に大人気となり、TVアニメ化、ゲーム化、舞台化と様々なメディア展開をしている。
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こんなストーリー
「小さな巨人」に憧れる少年・日向 翔陽
野球もバスケもサッカーも大好きな少年・日向 翔陽だったが、小学生の頃に、偶然テレビで観た「小さな巨人」と呼ばれる”烏野高校”のエースに憧れ、中学校入学と共にバレーボールを始めることにした。
しかし、入学した中学校のバレーボール部には、翔陽しか部員がいなかったのだった・・・。
腐ることなく、一人で自主練に励む翔陽。
そんな中、中学3年生の春になり、新入生の1年生が3人入部してくるのだった。
そして、他部からの3年生の助っ人2人を加えて、念願であった”最初で最後”の公式戦に出場することとなったのである。
”コート上の王様”・影山 飛雄
しかし、初戦の相手は優勝候補の”北川第一中学”。
そんな強豪・北川第一には”コート上の王様”と呼ばれる天才セッター・影山 飛雄がいたのであった。
翔陽の驚異の身体能力もあり、なんとかポイントは獲れたものの、実力差は歴然。
結局、大差で負けてしまう。
悔しさのあまり翔陽は、影山飛雄を前に、「お前がコートに君臨する”王様”なら、そいつを倒して、おれが一番長くコートに立ってやる・・・」と、リベンジを誓うのだった。
まさかの再会・・・
中学を卒業し、目標としてた”烏野高等学校”へ入学した翔陽。
念願であった”バレーボール部”にも入部し、”県内屈指の強豪校”に進学したであろう影山飛雄にリベンジするべく、闘志を燃やす。
さっそく練習をするために、体育館に行くと、そこにはなぜか”影山飛雄”の姿が・・・・。
なぜ、影山飛雄が”烏野高等学校”のバレーボール部にいるのか?
そんな謎を抱えたまま、日向翔陽のバレーボールに打ち込む日々が始まりを告げたのであった。
最後に・・・
以上、『ハイキュー!!』のジャンプ漫画神拳であった。
今後の成長に期待を持たせつつ、好感の持てる主人公、そして、何か心に闇があり、嫌味っぽさがありつつも、根は誰よりも真面目でバレーボールが好きというライバル。
どちらも好感の持てるキャラ設定で、今後の2人の成長が楽しみだと思える物語のスタートとなっていた。
また、こういうスポーツ漫画にありがちな、”主人公がスポーツにかける情熱だけが先行している漫画”と違って、きっちりと努力している姿も早回しながら描けている部分も良く、1話目の時点でとても好印象だった。
女性の熱狂的な人気もあり、男性の中には避けている人も多いかと思うが、王道スポーツ漫画としても楽しめるし、バレーボールについての解説や戦術なども詳しく描いてあるので、バレーボールのルールを知らなくても楽しめる漫画となっているので、スポ根好きな男性には是非とも読んで欲しい作品である。