”伝説”と呼ばれた天才棋士・蔵道桜。
彼の弟である中学生・紅葉は桜の影を追い棋士を目指すも、周囲からは才能を枯らした“落ち葉”と言われていた。
そんな中、巷で噂の天才女子高生棋士が”紅葉を弟子にしたい”と現れたのだった。
紅葉は将棋界の頂点・竜王を目指す!!
天才の兄の背中を追いかけながら、将棋のプロを目指す少年の青春将棋物語。
『紅葉の棋節』とは
週刊少年ジャンプ2018年24号から2018年40号まで連載していた青春将棋漫画。
ジャンプGIGAで「モミジの棋節」(単行本全1巻)を短期的に連載した後、本誌での本格連載となった。
作者は里庄真芳、単行本は全2巻となっている。
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こんなストーリー
”落ち葉”・蔵道紅葉
紅葉は将棋の頂点・”竜王”を目指す中学生。
兄は”伝説”と呼ばれた天才棋士であったが、紅葉本人は、才能が開花せず、結果が出ていなかった。
これでは、竜王どころか、プロ棋士の”養成機関”である”奨励会”への入会すら絶望的。
いつの間にか、そんな紅葉を見て、周りの人間達からは「兄が才能で魅せた”桜”なら、弟は才能を枯らした”落ち葉”だ」と言われるようになってしまった。
女性初のプロ棋士・市原銀杏
そんな悔しさの中、自宅に帰ると、なぜかそこには、女性初のプロ棋士・市原銀杏の姿があった。
彼女は人気もあり、テレビにも出るほど今や有名なプロ棋士の一人だ。
突然の出来事に呆気に取られていた紅葉だったが、実は銀杏は、紅葉の兄であり天才棋士・”桜”の弟子だった。
そして、紅葉に「私の弟子になれ」と言い放ったのである。
紅葉の才能が開花
とりあえず、次の試合までの一か月の間、”お試し師匠”となった銀杏。
それからというもの、紅葉はひたすら銀杏と将棋を指した。
・・・それから一か月後、ついに試合当日となった。
試合が始まると、相手に押されてばかりだった紅葉だったが、銀杏の”一言”で、その隠れていた才能が開花した。
兄は”攻める”将棋の天才。
そんな兄と何万局も将棋を指してきた紅葉は、相手の攻撃をいなす、”受ける”将棋の天才だったのだ。
こうして、竜王を目指すための1歩が、銀杏と共に始まった。
しかし、なぜ、銀杏は紅葉を弟子に取ったのか?
その目的とは・・・・?
最後に・・・
以上、『紅葉の棋節』のジャンプ漫画神拳であった。
残念ながら、連載は短命で終わってしまった。
序盤はとても面白かったのだが、”将棋”以外に何か、もうひとつ強みになるようなモノがあれば良かったか。
ジャンプとは言え、成功が可能なジャンルだっただけに残念。