今回は、”週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ゲームボーイ編】”の最終回です。
この頃は、半年に1本ペースで新作が出てたのねえ。
今みたいに値段もそこまで高くないし、ファンは嬉しかったんじゃないかな。
遊戯王のゲームはカードが特典で同梱されてたから、何本も買ってた人がいたわね。
こういう特典商法は好きになれませんなあ・・・。
週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ゲームボーイ編】 その④
遊☆戯☆王 デュエルモンスターズⅡ ~闇界決闘記~
メーカー | コナミ |
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発売日 | 1999年7月8日 |
価格 | 4,725円 |
『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』を題材としたゲームソフトの第2弾。
収録カードは前作のほぼ倍となる720枚を収録。
今作よりゲームボーイカラー対応になったことで、色鮮やかな画面でデュエルを楽しめるようになった。
今作よりデッキキャパシティ、デュエリストレベルの要素が追加され、序盤では強力なカードが使えないなど、キャラクターを育成していく面白さもあった。
また、罠カード、”召喚魔族”というゲームオリジナルの属性が追加されたことで、単純なモンスター同士での攻撃にはならない、戦略性も求められるようになった。
遊☆戯☆王 デュエルモンスターズⅢ ~三聖戦神降臨~
メーカー | コナミ |
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発売日 | 2000年7月13日 |
価格 | 4,725円 |
『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』を題材としたゲームソフトの第3弾。
原作のバトルシティ編の序盤までが収録されていた。
収録されてるカードは前作よりさらに増え、800種類となっていた。
今作より、”生け贄召喚システム”が採用され、ゲームも実際のオフィシャルカードゲームのルールと同じようなものとなった。
今作も好評を得たものの、原作がまだ「バトルシティ編」の途中ということもあってか、ゲーム終盤になると「古代エジプト」に突然タイムスリップしてしまうというよくわからない展開が待ち受けている。
遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記
メーカー | コナミ |
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発売日 | 2000年12月7日 |
価格 | 5,040円 |
『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』を題材としたゲームソフトの第4弾。
遊戯デッキ、海馬デッキ、城之内デッキの3バージョンで発売された。
原作で人気の高かった3種類の『神のカード』が初登場となった。
下級・上級・最上級モンスターのラインが下げられたことでゲームバランスが悪くなり、また3バージョンで使えるカードが違うため、デッキの強さが違いすぎる等々、問題点が多いゲームでもあった。
ゲームとしては売り上げを大きく伸ばしたものの、3バージョンで違う特典カードが同梱されたことで、”カード商法”としての一面が強くなり、批判も多かった。
遊☆戯☆王 モンスターカプセルGB
メーカー | コナミ |
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発売日 | 2000年4月13日 |
価格 | 4,725円 |
『遊☆戯☆王』を題材としたタクティカルロールプレイングゲーム。
6×6コマのフィールド上にモンスターを配置し、ダイスの出た目によって、移動・攻撃をして相手のモンスターをすべて倒せば勝ちというルール。
ストーリーは”千年リングが心身喪失状態の海馬に取り付く”というゲームオリジナルのものであった。
デュエルモンスターに登場するモンスターやキャラクターが登場したことで、カードゲーム同様の人気を得た。
良作との声が多いものの、高い難易度に加え、「手持ちのモンスターは一度やられてしまうと、二度と復活しない」といったシビアな一面を持ち合わせているゲームであった。
幽☆遊☆白書
メーカー | トミー |
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発売日 | 1993年7月23日 |
価格 | 4,057円 |
『幽☆遊☆白書』を題材にした対戦アクションゲーム。
数多く発売された『幽☆遊☆白書』のゲーム化ソフト第1弾である。
パンチ、キック、ゲージを溜めて必殺技、という非常にシンプルなものであった。
メインのストーリーモードは大選考会編と迷宮城編を再現したものとなっており、幽助、桑原、蔵馬、飛影を使用して、マップを進み、ステージで待ち受ける敵を倒していくというもの。
戦闘後はHPやSPが回復せずに連続バトルとなるため、必殺技を使うタイミングや、ダメージをいかに食らわずにステージを進めていくか、といった配分を考えて進めていく楽しさがあった。
幽☆遊☆白書 第2弾 暗黒武術会編
メーカー | トミー |
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発売日 | 1993年12月10日 |
価格 | 4,173円 |
『幽☆遊☆白書』を題材にした対戦アクションゲームの第2弾。
原作でも人気が高い「暗黒武術会編」を収録した形となっている。
今作では前作よりも格闘ゲームとしての色が強くなり、総勢13名が登場するなど当時の携帯機としては十分な人数のキャラクターが登場している。
前作からの改善点はあったものの、キャラクターが増えたためなのか、技のバリエーションが少なくなったことや、扱いずらい技が非常に目立ってしまっていた。
また、コンボといった技を繋げることもできないことから、格闘ゲームとしての爽快感は皆無であった。
幽☆遊☆白書 第3弾 魔界の扉編
メーカー | トミー |
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発売日 | 1994年6月3日 |
価格 | 4,298円 |
『幽☆遊☆白書』を題材にしたゲームボーイソフト第3弾。
前作までは格闘アクションゲームであったが、今作は横スクロールアクションゲームとなっている。
ストーリーは「仙水編」がベース。
それぞれ性能に特徴をもった幽助、桑原、飛影、蔵馬の4キャラクターを使い分けステージを進んでいく。
レベルをあげることで使用できる技が増え、技が増えると「コンビネーション」を使用できるようになるため、 敵を倒す爽快感が楽しめた。
ラスボスの「仙水」が異常に強いことで有名である。
幽☆遊☆白書 第4弾 魔界統一編
メーカー | トミー |
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発売日 | 1994年12月9日 |
価格 | 4,173円 |
『幽☆遊☆白書』を題材にしたゲームボーイソフト第4弾。
今作では、再び格闘アクションゲームとなっていた。
原作の「魔界統一編」に登場する総勢10キャラクターが登場する。
ストーリーモードは、幽助、蔵馬、飛影の3人から好きなキャラクターを1人を選択し、他のキャラクターと対戦していくというもの。
1弾、2弾とは違い、今作では敵を倒すごとにHPとSPが全快するようになっていた。
また、今作からは「超必殺技」が追加され、追い込まれていても一発逆転が可能であったため、最後まで勝敗がわからない戦いが楽しめた。