今回は、”週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【プレイステーション編】”の第4回目よ。
”ホイッスル!”は、人気の割にはゲームは全然でなかったね。
この後に、アドバンスのゲームが出ただけだったもんね。
女性人気はあったし、ゲームにしやすい内容なのに・・タイミングかな。
ゲーム紹介は発売日ではなく、すべて”五十音順”ね!
週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【プレイステーション編】 その④
ONE PIECE とびだせ海賊団!
メーカー | バンダイ |
---|---|
発売日 | 2001年8月2日 |
価格 | 6,380円 |
『ONE PIECE』を題材にしたRPG。
オリジナルキャラクターを主人公として、ワンピースの世界でルフィたちと一緒に冒険していくというもの。
登場キャラクターは映画版を含め68名にもおよんでいた。
オリジナルキャラクターの外見のほか、オリジナルの海賊旗を作れたり、武器に自分で名前を付けれたりと、細かいところにまでこだわって作られたゲームだった。
ゲーム内容としては、評価が高いが、ルフィたちが助っ人キャラで、存在感がないことや、主人公のオリジナルキャラクターは、悪魔の実の能力者でないため、戦闘が格闘術をもちいた地味なものであったり、船を使った移動しか手段がなかったりと、ワンピース要素がせっかくの”ゲームの良さを邪魔している”という、なんとも切ないキャラゲーに仕上がっていた。
ONE PIECE グランドバトル2
メーカー | バンダイ |
---|---|
発売日 | 2002年3月20日 |
価格 | 6,380円 |
前作『ONE PIECE グランドバトル!』の続編。
今作ではアラバスタ編終了までの24名のキャラクターが登場、ステージ数も前作の倍となる12ステージが用意された。
「ビンゴガード」システムの追加や、歩きの廃止など、前作からシステム面でのパワーアップが図られている。
やり込み要素が増え、前作の「みんなでワイワイやるゲーム」から一人でも楽しく遊べるようになったものの、一部のキャラクターが強すぎる、必殺技がスキップできずにテンポが悪い・・・などなど、賛否両論のゲームではあった。
ONE PIECE オーシャンズドリーム!
メーカー | バンダイ |
---|---|
発売日 | 2003年5月1日 |
価格 | 6,380円 |
『ONE PIECE』を題材とした本格RPG。
ルフィたちが記憶を失くしてしまい、その記憶を蘇すべく、今までの冒険をもう一度振り返る、というストーリー。
ゲーム内に漫画のコマや効果音を使用して、アニメのように表現するという「コミックドライブ」というシステムが使われていた。
オリジナルのキャラクターは出てくるものの、基本は”今までの冒険を振り返る”というストーリーのため、内容はアニメや漫画の内容に沿ったものとなっており、ファンならば物足りないものだった。
また、戦闘はカードを使用するものとなっており、一回一回の戦闘が長丁場になりやすいのも悪かった。
ホイッスル!~吹き抜ける風~
メーカー | コナミ |
---|---|
発売日 | 2003年1月30日 |
価格 | 6,380円 |
『ホイッスル!』を題材にしたシミュレーションサッカーゲーム。
風祭を主人公として、佐藤、不破、水野・・といった原作でお馴染みのキャラクターが登場し、試合前に誰と会話するかによって、各キャラクターの親密度を上げていき、試合に勝利していく・・というもの。
シミュレーションゲームだけあって、試合は「パス」「ドリブル」「シュート」などのコマンド選択方式で進行していくという、いわゆる「キャプテン翼」に近いもので、サッカーのルールを知らなくても遊べるだろう。
主人公・風祭の声を”小向美奈子”が担当したが、本人のやる気の問題なのか、天性のものなのか、あまりにも下手な棒読みでまったくストーリーが入ってこず、話題に。
北斗の拳
メーカー | バンプレスト |
---|---|
発売日 | 1996年8月30日 |
価格 | 6,380円 |
『北斗の拳』を題材にした格闘アドベンチャーゲーム。
サターン版が発売された約1年後に、このPS版が発売となった。
原作者である武論尊監修のもと、原作本編終了後の世界を舞台とした完全オリジナルストーリー。
動画枚数7000枚のオリジナルアニメをみながら、時より連打して敵を倒していく、といったゲーム内容であった。
原作本編終了後の世界であるはずなのに、死んだはずのキャラが生きていたり、本当に武論尊が監修したのか、よくわからない矛盾だらけのストーリーで展開されていく。
売りであったアニメも決して良いデキではなく、プレイヤーが操作できるのも戦闘の連打だけ、コンテニューがパスワード制・・・などなど、お粗末さ非常に目立った。
なかなか良ゲーに恵まれない「北斗の拳」の中でも、最上位クラスの酷いデキとの呼び声が高い。
北斗の拳 世紀末救世主伝説
メーカー | バンダイ |
---|---|
発売日 | 2000年10月26日 |
価格 | 6,380円 |
『北斗の拳』を題材としたアクションゲーム。
3Dポリゴンで表示されるムービーをみて、その合間に入るアクションを楽しむ、といったムービーゲームのようなものだった。
肝心のムービーが1章につき、30分近くあり非常に長いのと、一度クリアしないとムービーのスキップは不可、セーブは章の最後しかできない、というなかなかの鬼仕様。
また、アクション部分の操作性も悪く、敵をロックオンなどもできないため、操作に慣れるまで、時間を要した。
原作愛は非常に強く感じられたものの、お粗末な部分が多かった今作であったが、「世紀末シアター」と呼ばれるムービーの音声を書き換えられるモードによって、動画サイトでブームを巻き起こした。