シャーマン・・・それは、自らをトランス状態へと導き、神・精霊・死者の霊などと直接交流する者。
森羅学園中等部に通う小山田まん太は、ある日、墓場でたくさんの幽霊と戯れる少年と出会う。
その少年の名は、麻倉葉。
そして、葉は自らをシャーマンだと名乗り!?
一体、葉の言う”シャーマン”とは何なのか・・・?
しかし、葉との出会いによって、まん太の人生は大きく変貌していくのだった!
『シャーマンキング』とは
週刊少年ジャンプ1998年31号から2004年40号まで連載していた憑依バトル漫画。
作者は武井宏之、単行本は全33巻となっている。
”霊を憑依して戦う”という設定が人気となり、2001年にはアニメ化。
2021年には2度目のアニメ化となった。
なお、少年ジャンプ連載時には、不本意な完結となり、2018年からは講談社へ移籍し連載を再開。
移籍後はタイトルが『SHAMAN KING』に変更となっている。
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こんなストーリー
シャーマン
シャーマン・・・それは、自らをトランス状態へと導き、神・精霊・死者の霊などと直接交流する者。
シャーマンはそれらの力を借りることで、病気の治療や政治に精通し、古代において、人間社会の中心に位置する人物であった。
しかし、現代においても世界中にシャーマンは存在しているのだった。
小山田まん太
森羅学園中等部に通う小山田まん太は、ある日の帰宅途中、墓場でたくさん幽霊と戯れる奇妙な少年と出会う。
翌日、クラスメイトたちに「幽霊をみた!」というが、誰にも信じてもらえない。
昨日のアレはなんだったのか?
夢でも見ていたのだろうか?
そんな困惑状態のまん太の前に突然、転校生がやってくるのであった!
転校生・麻倉葉
その転校生の名は、麻倉葉(あさくらよう)。
その葉こそが、まん太が昨日、墓場でみた奇妙な少年だったのだ!
葉の正体を暴くべく、奔走するまん太。
そして、再び墓場へと向かうまん太であったが、墓場をたまり場にしている不良たちに絡まれ、ボコボコにされてしまう・・・。
翌日、そのことを知った葉。
いつからか、まん太のことを”友達”と一方的に思っている葉は、居ても立ってもおれず、「不良たちに仕返しに行く」と言い出すのだった。
体格や人数・・これは絶対に勝てるわけのない戦い。
しかし、なぜだか妙に自信ありげな葉。
一体、彼は何を隠しているのだろうか?
麻倉葉の”正体”
まん太の仕返しをすべく、不良たちと対峙した葉。
やはり、どうみてもこちらが不利・・・。
しかし、葉は、驚くべきことをし始めた。
なんと、600年前に処刑された剣豪「阿弥陀丸(あみだまる)」を自身に憑依させると、あっという間に不良たちを倒してしまったのだ・・・。
そう、葉は、”霊を憑依させる”能力を持った強力なシャーマンであった!
そして、この出来事がキッカケとなり、まん太と葉は固い絆で結ばれていくことに。
しかし、その一方で、新たなるシャーマンが動き出し・・・。
こうして、まん太と葉の魂を巡る冒険が始まったのであった。
最後に・・・
以上、『シャーマンキング』のジャンプ漫画神拳であった。
本誌での不本意な連載終了後、『シャーマンキング 0』『シャーマンキングFLOWERS』『SHAMAN KING THE SUPER STAR』・・・等々、色々と形を変えて連載を続けたものの、やはり集英社との溝は埋まらなかったのか、円満であったのか、現在では、講談社での連載で落ち着いた模様。
”幽霊を憑依させて戦う”という聞くだけでは、若干怖い設定であるが、少年誌向けな絵柄や、コメディ要素が入り、読みやすい作品になっていた。
上記で述べたように、色々と形が変わってしまい漫画では追いづらいので、興味を持った方は、2021年放送のアニメから見始めてみるのもいいだろう。