この世は、天下分け目の一戦によって何度目かの戦国時代が終わり、平和な時代「EDO」を迎えた。
しかし、この世から”暴力”がなくなることはなかった。
不思議な技「忍空」を使う非情な残党から、みんなを守るため、忍空使いの風助は、元仲間でありながら対峙するのだった・・・。
『NINKU -忍空-』とは
週刊少年ジャンプ1993年26号から1995年38号まで連載していた格闘バトル漫画。
作者は桐山光侍、少年ジャンプ連載分での単行本は全9巻となっている。
途中、何度か連載中断、再開を繰り返し、他紙へ移籍し完結を迎えた。
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こんなストーリー
少年・風助
戦乱の世も治まり、時代は「平和」を迎えたEDO暦三年。
隣に住むおばあちゃんの薬を買うために都を目指していた少年・風助は、腹をすかして道端に倒れていた。
そんな中、家でご飯を食べさせてくれた牧場の人たちに出会う。
感謝する風助だったが、その牧場が”元・忍空組の残党”によって嫌がらせを受けていることを知る。
忍空組
”忍空組”とは、3年前の天下分けめの戦で名を挙げた12番隊編成の武術集団。
忍者の「技」と「スピード」、空手の「パワー」を組み合わせた”忍空”という武術を使いこなし、彼らは、刀や銃が一切通用しないほどの実力を持っていた。
戦場ではヒーローだったかつての”忍空組”も、戦国の世が終わった現在、残党達はその強力な武術を利用して悪さを働いているということだった。
風助の”正体”
ついには、”元・忍空組の残党”の襲撃を受けてしまった牧場の人たち。
風助は怒り、彼らに立ち向かっていった。
圧倒的な”風助”の力の前に、次々と倒されていく”元・忍空組の残党”たち。
それもそのはず、”風助”は、戦乱の世で活躍していた”忍空組”の”1番隊隊長”であったのだ。
こうして、牧場を襲った残党たちを倒した風助だったが、戦いはこれで終わりではなかった。
今や、その”元・忍空組の残党たち”は全国各地に散らばっていたのだ。
風助は、薬を買うために都を目指しながらも、各地で悪さをする”元・忍空の残党”たちと戦っていくことになるのだった・・・。
最後に・・・
以上、『NINKU -忍空-』のジャンプ漫画神拳であった。
連載当時は、爆発的人気となり、アニメ化もしたほどであったが、作者である桐山光侍先生のやる気があまりついてこなかったのか、連載は中断を繰り返した。
結局、中断後10年経った後に、他紙にて連載が再開され、無事に完結したが、中断なく連載を続けていたら、もっと大きなムーブメントになっていたであろう。