部活紹介で競技ダンス部の華麗なパフォーマンスに感動した高校一年の土屋雅春。
さっそく興味を持った雅春は、同じく未経験の亘理英里と体験入部をすることに。
しかし、競技ダンス部は個性豊かな部長が待っており・・・。
未知の世界へ踏み出した雅春を待つのは!?
青春部活ストーリー、ここに開幕!
『背すじをピン!と』とは
週刊少年ジャンプ2015年24号から2017年11号まで連載していた作者・横田卓馬 による競技ダンス漫画。
単行本は全10巻。
デビュー前からwebサイトで漫画を掲載しており、週刊少年ジャンプ本誌での連載決定は、ネット上で大きな話題を呼んだ。
『少年ジャンプBOOKストア』で読める!

「少年ジャンプBOOKストア」は、その名の通り週刊少年ジャンプの”過去の名作”から”最新の作品”までが楽しめる集英社の電子マンガアプリ。
- デジタル版限定のオールカラー版含め、合計4000冊以上を配信中
- 紙のジャンプコミックスより、ちょっとおトクな値段!
- 一度購入すればPC・アプリのどれでも読める!(対応端末:WindowsPC/Mac/Android/iPhone・iPad)
こんなストーリー
女子がちょっぴり苦手・土屋雅春
春 ―それは新しい出会いの季節。
4月から"鹿鳴館高校"に入学する土屋雅春は、新入生歓迎を兼ねた部活動紹介に参加していた。
様々な部活動が紹介される中で、「競技ダンス部」によるデモンストレーションが行われるのだが、そのキレのあるダンス、奇麗な衣装、そしてキレイな女子の先輩にすっかり魅了されてしまう。
さっそく、競技ダンス部の体験入部をすることにした雅春。
しかし、そこには、個性的な部長が待ち受けていたのであった・・・。
もう一人の入部希望者
個性的な部長を前に、体験入部を希望する多くの男子たちは逃げ出してしまう。
しかし、雅春と一緒にその場に残り、入部を希望する者が・・・!
その子の名は、亘理英里。
英里もまた、雅春と同じく、「競技ダンス部」によるデモンストレーションで魅了された一人だった。
だが、二人ともダンスは未経験。
そんな二人に、さっそく部長によるレッスンが始まるのだが・・・!
競技ダンスとは・・!?
そもそも、ダンス未経験の二人は「競技ダンス」というものがわからなかった。
「競技ダンス」とは、男子と女子が一緒に踊る社交ダンスを”スポーツ競技”にしたもの。
スポーツ競技であるからして、そこにはルールがあり、勝敗があるのだ。
また、”男女ペアが基本”というスポーツは、この「競技ダンス」の他にはないのである。
そんな競技ダンスにいつしか夢中になり、入部を決意した雅春と英里。
二人は紆余曲折を経て、ペアを組むことになるのだが・・・。
果たして、競技ダンスという未知の世界へ踏み出した二人の運命は!?
そして、その未知の世界には数多くのライバルが待ち構えており・・・。
こうして、ダンス未経験者二人による、青春ダンスストーリーが始まったのであった。
最後に・・・
以上、『背すじを!ピンと』のジャンプ漫画神拳であった。
一話一話の楽しさ・面白さというより、全体を通じて成長していく主人公たちを見守る面白さが詰まった良い漫画だと思う。
時には挫折し、時には喜び、時には仲間との絆を感じさせるダンス部の姿は、本当に青春そのもの。
その他にも、作中に出てくる個性的なキャラクター達はみんな面白く、魅力に溢れているし、ほのぼのした可愛らしい絵柄にも注目だ。
ダンスの知識がなくても、作中で解説が入るため十分に楽しく読めるのも良かった。