暗黒の時代。
大神官の娘ヨーコと共に兄弟の様に育てられたルーシェには、古の魔法使いダーク・シュナイダーが封印されていた!
そして、ダーク・シュナイダーは、その超絶的魔法で群がる敵を蹴散らし、かつての仲間達との激闘の末、破壊神に戦いを挑んでいく・・・・。
当時、圧倒的なパワーで読者を熱狂させた剣と魔法のダーク・ファンタジー漫画である。
『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』とは
週刊少年ジャンプ1988年14号から連載されているダークファンタジー。
連載の中断、再開、他紙への移籍などを繰り返し、連載開始から30年経った現在も完結はしていない。
作者は萩原一至、単行本は27巻まで発売されている。
『少年ジャンプBOOKストア』で読める!

「少年ジャンプBOOKストア」は、その名の通り週刊少年ジャンプの”過去の名作”から”最新の作品”までが楽しめる集英社の電子マンガアプリ。
- デジタル版限定のオールカラー版含め、合計4000冊以上を配信中
- 紙のジャンプコミックスより、ちょっとおトクな値段!
- 一度購入すればPC・アプリのどれでも読める!(対応端末:WindowsPC/Mac/Android/iPhone・iPad)
こんなストーリー
ティア・ノート・ヨーコ
ティア・ノート・ヨーコは、メタ=リカーナの大神官ジオ・ノート・ソートの娘で、僧侶になるために修行をしていた。
そんなあるとき、”15年前の魔操兵戦争”にて、命を落とした古の大魔法使い”ダーク・シュナイダー”の配下であった”四天王”が、大陸の四つの王国に侵攻を開始したことを知る・・・。
ついに侵攻は列国最強のジューダス王国を降して、ティア・ノート・ヨーコたちが住む”メタ=リカーナ王国”にも迫ってきたのだった。
”ある秘密”を持つ少年・ルーシェ・レンレン
圧倒的な力の前に、為す術がなくなった王国の騎士たちは、ヨーコに父親・ジオから授けられた魔法を用い、”ダーク・シュナイダー”の封印を解いて、復活させることを提案する。
実は、ダーク・シュナイダーは”魔操兵戦争”にて、命を落としたわけではなく、”封印”されていたのだった。
だが、ヨーコはあまり乗る気ではなかった。
それもそのはず・・”ダーク・シュナイダー”は、弟のように可愛がっている、”ルーシェ・レンレン”の中に封じ込められてるからなのだ。
”封印”を解く方法
そして、その”封印”を解くには”ある行為”が必要であった。
それは”処女の接吻”、すなわち、ヨーコの接吻を必要。
それを知っていたヨーコは躊躇するが、国の為にも、ついにルーシェと接吻を決意する・・・。
蘇った”ダーク・シュナイダー”
ついに封印が解かれ、蘇った”ダーク・シュナイダー”。
しかし、蘇った”ダーク・シュナイダー”は、傍若無人そのもの!
だが、シュナイダーを味方に付けることができれば、強大な戦力になることは間違いない・・・。
果たして、ヨーコはシュナイダーを手懐けることができるのだろうか?
そして、国のピンチを救うことはできるのか・・・。
最後に・・・
以上、『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』のジャンプ漫画神拳であった。
読んでお分かりの通り、ストーリーは、かなり内容の濃い話となっている。
連載当時、このファンタジーな世界観と、シュナイダーのおふざけキャラがウケて、漫画は大人気となった。
残念ながら、そんな人気がありながらも、作者・萩原先生の筆があまりにも遅く、連載開始から30年あまり経過した現在でも、完結に至っていない名作兼問題作でもある。
いつの日か、完結することがあるのだろうか・・・。