”好きなときに悪魔を召喚できる”・・という召喚術士(サモナー)の左門召介。
そんな左門は”偽善者”が大嫌いだった!
左門は世話焼きで、誰にでも優しい少女・天使ヶ原桜に目をつけ、彼女を「地獄に堕ちるような人間」へと堕落させるために奮闘するが・・・!
強毒性召喚術士コメディ漫画。
『左門くんはサモナー』とは
週刊少年ジャンプ2015年43号~2017年27号まで連載していた作者・沼駿によるコメディ漫画。
単行本は全10巻。
一時は”アニメ化”しそうな人気があったにも関わらず、メディア進出は一切なく、そのまま原作も完結してしまった。
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こんなストーリー
サモナー・左門召介
高校生である左門召介。
しかし、左門は、転校初日に「趣味は悪魔召喚」という中二病丸出しの自己紹介をしたせいでクラスで孤立してしまっていた。
すでに高2に差し掛かるクラスメイトたちは、左門の中二病のポテンシャルの高さについていけず、それ以降、誰も話しかけるものはいなかったのだ・・・。
ただ、一人を除いて・・・!
天使・天使ヶ原桜
それは、クラスメイトである天使ヶ原桜。
自然と誰にでも世話を焼いてしまう心優しい女の子であり、社会科見学の際に、下呂くんのゲロを素手キャッチしたことがきっけとなり、みんなから”天使””仏”と呼ばれ、愛されていた。
そんな彼女は、クラスで孤立して、いつも独りぼっちの左門を放っておけなかったのだ!
左門は”偽善者”が大嫌い!
ある日、左門は天使ヶ原を学校の屋上に呼び出す。
まさかの愛の告白!?・・・と思いきや、突然、左門は「僕は、天使ヶ原さんのことが大っ嫌い」と、告げるのであった・・・。
そう、左門はそもそも”偽善者”が嫌い!
特に、天使ヶ原のような周りに親切を振りまき、少しでも優しい世界にしようとする「良い人」が大っ嫌いであったのだ!
”本物”の召喚術士(サモナー)
そして、左門はなんと”本物”の召喚術士(サモナー)だった!
この日以来、天使ヶ原は、左門の召喚する多種多様な悪魔によって、汚く、醜く、見苦しく、好感の持てる”最低の人間”に生まれ変わるために、色々な妨害を受けることになるのだが・・・。
果たして、左門は天使ヶ原を「地獄に堕ちるような人間」へと堕落させることができるのか!?
そして、そんなめんどうな奴に目を付けられてしまった、天使ヶ原の運命は・・・!?
最後に・・・
以上、『左門くんはサモナー』のジャンプ漫画神拳であった。
基本的にはギャグコメディ漫画なので、全編を通して楽しんで読むことができた。
最初こそ勢いがあったが、話が進むにつれ、なぜだか徐々にヘタレキャラとなっていく左門には注目だ。
また、次々と登場してくる悪魔たちは憎めない可愛いキャラばかりで、そこもこの作品の魅力のひとつだろう。
果たして、左門は、桜を”地獄に堕ちるような人間”に出来るのだろうか?
気になったなら、是非とも読んで頂きたい。