最凶との誉れ高いヤンキーの男鹿辰巳は、ある日ケンカの最中に赤ん坊を拾う。
何もわからぬまま、その赤ん坊を家に連れ帰ると、”侍女悪魔”と名乗るヒルダという女性が現れる・・・。
ヒルダが言うには、実はこの赤ん坊こそ、人類を滅ぼすべく送られてきた魔界の王の息子であるというのだが・・。
この子を育てる運命を背負った、男鹿の波乱の毎日を描いたバトルコメディ漫画。
『べるぜバブ』とは
週刊少年ジャンプ2009年13号から2014年13号まで連載していたバトルコメディ漫画。
作者は田村隆平、単行本は全28巻となっている。
2011年にはアニメ化されるなど、連載デビュー作でありながら人気を得た。
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こんなストーリー
アバレオーガ・男鹿 辰巳
男鹿辰巳は、「天下の不良高校」と言われる石矢魔高校の1年生。
その凶悪無比な強さから「アバレオーガ」と恐れられていた。
ある日、いつものように喧嘩に明け暮れている最中に、川で赤ん坊を拾う。
最初は、興味本位で近づいた辰巳であったが、いつの間にか、その”赤ん坊”に懐かれてしまっていたのだった。
赤ん坊の”正体”
迷子の”赤ん坊”を自宅に持ち帰り、どうすればいいのか迷っていると、そんな辰巳のもとに、”ゴスロリ服を着た金髪の巨乳美女”が現れた。
彼女の名前は”ヒルダ”、なんと赤ん坊に仕える”侍女悪魔”だというのだ。
実は、辰巳が拾った赤ん坊は、普通の子ではなく、人類を滅ぼすために魔界から送り込まれた”大魔王の息子・カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世”(通称・ベル坊)だったのであった。
どうやら辰巳は、その凶悪さと残忍さから「魔王を育てる親に選ばれてしまった」ようで・・・。
ベル坊との生活
ベル坊にすっかり気に入られてしまった辰巳。
紆余曲折を経て、ベル坊の侍女悪魔・ヒルダの監督の下、不本意ながらも魔王の親となり子育てをすることになる。
最初こそベル坊を誰かに押し付けようとする辰巳だったが、様々な困難を共に乗り越えていくうちに、次第にベル坊の親としての自覚と絆を強めていくのであった。
しかし、ベル坊を育て上げること、それは即ち「人間界の消滅」を意味している。
果たして、ベル坊は辰巳のもとで、一体どのように成長をしていくのであろうか・・・。
こうして、”人類の未来がかかった子育て”が始まったのである。
最後に・・・
以上、『べるぜバブ』のジャンプ漫画神拳であった。
”ヤンキーが魔王の子供を育てる”という斬新な設定の漫画。
ヤンキー漫画としての色も強いが、コメディ色も強いので、そういった漫画が苦手な人でも十分に楽しく読めるのでオススメだ。
また、アニメは”オリジナルの最終回”を迎えているため、原作を読んで気になったら、是非ともアニメのほうもチェックして頂きたい。